タキコウ縫製

KNOWNIZEのコンセプトに共感いただき、コラボレーションすることになったタキコウ縫製様。


創業から45年、国内に100名近い従業員を抱え、自社工場でメイドインジャパンにこだわった商品を作っている縫製会社だ。

 


2009年から総合クッションメーカー「ハナロロ」の運営を開始し、ネットを通して直接お客様に自社で作った製品を届けている。

また、Cassina ixcとbeautiful peopleとのコラボレーション商品も発表。
パリコレにも進出しており、海外に向けて日本のモノづくりの素晴らしさを伝えている。

普段なかなか知ることのない、 商品ができるまでのストーリーを皆さんにも知っていただきたいと思い、 縫製工場がある愛知県岡崎市へ足を運び代表の滝川さんに生産へのこだわり、 想いを聞いた。


 

----タキコウ縫製の歴史を教えて下さい。

タキコウ縫製は45年前に創業し、私は2代目として35年前に会社に入りました。
元々はOEMの仕事を主に受けていたのですが、13年前からネットを中心に、お客様に直接販売する方向に舵を切り「人をダメにするクッション」というビーズクッションを中心に生産と販売をしてきました。 

----どうしてネット中心の販売に舵を切ったのでしょうか?

次の世代の子どもにいつかはこの事業を次いでもらいたい。
その為にはどうしたら良いのか?という意識からでした。
OEMを中心にやってきましたが、「本当のモノづくりの大切さ」を伝えるためには「自分でつくったものをお客様に直接届ける。」これが本質だと思い、次の世代にそれを残すために、ネット通販の道を進めてきました。

----自分が作ってっきたモノに対する想いなどあれば教えていただけますでしょうか?

自分が欲しいと思うモノないとお客様も喜んでもらえないと思っています。
一つ作ってみて、納得がいけば商品にするし、納得いかなければ一旦置いて半年後にまた作ってみる。そんなことを繰り返しています。

----滝川さんにとってビーズクッションはどういうものですか?

ビーズクッションは縫製のパターンだけで、いろんな形、大きさにもなれる。
そこにおもしろみを感じています。

----タキコウ縫製の商品の特徴はどんなところでしょうか?

生地から国内の工場に依頼し、国内の自社工場で全て作っています。
中身のビーズに関しても国内の原料で自社の発泡工場で作っており、徹底したメイドインジャパンにこだわっています。
また、約60名の縫子さんが手作りで作っているので、お客様にもご安心いただける商品だと思っています。

----最近取り組まれていることについて教えてください。

SDGsをきっかけに、モノづくりをしている身として何かアクションを起こさないといけないなと思うようになりました。
自分が作った商品が捨てられてしまうのも悲しいと思い、会社としてアクションを始めました。
現在ビーズクッションを作っていることもあり、SDBsという商標を取り、持続可能な発泡ビーズの開発を行なっています。
まずは使用されてヘタったビーズをお客様から回収し、そのビーズを使い新しい商品開発を行なっています。
今後もサステイナブルの分野にもっと力を入れていこうと思っています。



 タキコウ縫製が開発したSDBs POT
お客様から回収したビーズを再利用し観葉植物の鉢を作っている


常に時代の先を見据え、次の世代にモノづくりの大切さを伝えるために今何が必要なのかということ考え続けている滝川さん。

SDGsにも積極的に取り組み、生産者として地球環境を考え、作る責任を果たそうと取り組んでいる。

KNOWNIZEはタキコウ縫製様と共に今後も持続可能なモノづくりにも積極的に取り組んでいきたいと思う。

 

商品名:Chidori Onion Cushion
生産者:タキコウ縫製・大藪織物

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商品名:Chidori Premium Potra Cushion
生産者:タキコウ縫製・大藪織物

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