浅岡園芸

KNOWNIZEのコンセプトに共感いただき、コラボレーションすることになった浅岡園芸様。

親の代から、観葉植物の王道 "ポトス" を作り続け時代の変化とともに品種にこだわって生産を続けている。

2020年から発売された浅岡園芸発のポトス、グローバルグリーンをオリジナルで生産するなどいま、注目されている生産者の一人だ。
コウモリランの生産者としても有名で、KNOWNIZEではそのコウモリランの中で希少な品種のVeitchii（ヴィーチー）を取り扱っている。

普段なかなか知ることのない、商品ができるまでのストーリーを皆さんにも知っていただきたいと思い、農場がある愛知県安城市へ足を運び代表の浅岡さんに生産へのこだわり、想いを聞いた。

---- 観葉植物生産でこだわっていることを教えてください。

「ほんのひと時の癒しをお届けする」が浅岡園芸のコンセプトです。
植物を買って下さったお客様がちょっとでもほっとする時間を植物を通して感じていただけるように植物を生産しています。

またお客様が買って、すぐに枯れてしまうような植物はなるべく避けて "ビギナーの方でも簡単に育てられる" 誰でも育てやすい植物を作ること。

育てることを楽しんでもらうことが大切だと思っています。

コウモリラン（ヴィーチー）も実際にとても育てやすくてかっこいい植物の一つです。

----他の生産者と浅岡園芸が違うところはどのようなところでしょうか？

植物がいいのは当たり前だと思っています。
その中でその植物をどうしたらよりカッコよく見せられるかということを常に頭においています。
植える鉢によっても植物の姿が変わります。かっこいいなと思っていただけるような商品作りを心がけています。

----育て方によって植物自体が変わるものなのでしょうか？

はい。変わります。
植物も水にずっと浸かっていると甘ったれて育ってしまう。なのでなるべく可愛がり過ぎないように意識しています。
時々水を切ってあげたり、わざと水を枯らし気味にし、成長期に水を上げるとグンと成長します。
なるべきお客様のところに行ってもすぐ枯れない、軟弱にならないように育てています。

----KNOWNIZEでお取り扱いさせて頂くことになった、ヴィーチーについて教えてください？

コウモリランの一種です。
ジャングルの木にへばり付いて育つ植物で、とてつもなく大きくなる植物です。
そういう植物なのですが、フォルムもカッコいいので、それを部屋の中で小さくカッコよく育てられたら素敵だなと思い始めました。

----ヴィーチーはビギナーでも育てやすい植物ですか？

観葉植物を育てる時に一番大変なのが水やりだと思いますが、年間通して２週間に一回くらいの頻度の水やりでも育つ植物です。
厳しく育てようと思えば１ヶ月に一回でも大丈夫だったりします。

----ヴィーチーは日本では結構珍しい品種なのでしょうか？

植物の全体流通量からすると希少な植物になります。
育てるのにも結構時間をかけていて、2〜3年くらいかけて育て出荷するものも多くあります。
愛着が湧いてしまって、出荷したくなくなってしまう時もあります（笑）

----もう１つ今回お取り扱いさせていただくグローバルグリーンについても教えていただけますでしょうか？

グローバルグリーンは、浅岡園芸発ポトスです。
何十万鉢に一つくらいの確率で変わった柄のポトスが出てくることがあります。その一つの植物を5年間かけて増やしていって生産できるまでに至りました。
迷彩のような柄が特徴的な植物です。
"日本初、世界に持っていきたい" という意味を込めて
グローバルグリーンという名前を付けました。
お陰様で現在ではアメリカでも販売が始まっています。