福地農園
創業から今年で約50年の歴史をもつ観葉植物生産者。
愛知県西尾市に農園を構える福地農園様は敷地面積650坪と比較的小規模だが、だからこそできる丁寧な生産を心がけている。
また流行りを追わないスタイルで、商品ラインナップも個性的だ。
普段なかなか知ることのない、商品ができるまでのストーリーを皆さんにも知っていただきたいと思い、農場がある愛知県西尾市へ足を運び代表の榊原さんに生産へのこだわり、想いを聞いた。
----普段、植物対してどういう気持ちで接してますか?
個人的にはとても「植物はおもしろいもの」だと思っています。
お客様に少しでも興味を持っていただけるよう、そしてお部屋に置くだけで
「心が豊かになる」そう思って頂けるように、接しています。
----福地農園さんのこだわりを教えて下さい。
品種をかなり選抜しています。
大手さんがやっていないような、特色のある品種を選び、どうしたらその植物を活かす育て方ができるのか?ということを常に考えています。
----育て方で工夫されているとことはありますか?
「1鉢1鉢、手で水をあげています。」
同じ環境で隣に置いている植物でも土の乾き方が変わってくる。
機械的にやってしまうと必要以上に水をあげてしまい根腐れすることもあります。
なので、それぞれの植物の土の乾き具合に合わせて手で水をあげるようにしています。
小さい農園だからこそできることだと思っています。
----今回 KNOWNIZEでお取り扱うことになった、ブルースターについて教えてください。
ブルースターはシダ系の植物です。
実は最初は意図せず育ててみることになったのですが、大きくなると葉が割れてきて全く違う顔になるところにおもしろ味を感じました。
シダ系っておもしろいんだなと感じるキッカケを与えてくれた植物の一つです。
----福地農園で作っているブルースターの特徴はありますか?
サイズが大きいことが特徴です。
ブルースターの特色である葉が割れてきている状態で出荷しています。
他の会社様ですと葉が割れる前の小さい状態(3号)で出荷されてるケースが多く、やはりそれだとブルースターの特色が見れず、全く別の植物のように感じてしまいます。
福地農園では、葉が割れてきてブルースターの特色がでてくるまで丁寧に育てています。
----実際にブルースターを検討されている方に一言いただけますか?
とても楽に育てられる植物だと思いますので、あまり難しく考えすぎず、
「これ素敵だな〜!」
「この植物家にあったら良いよね!」
と思ったら、気軽に手にとって頂けたら嬉しいです。
水やりも必ず決まった周期であげないといけないということはなく、土が乾いたら水をあげればという感じで大丈夫です。
人間が夏と冬で喉の乾き方が違うのと同じように植物も同じです。
そういうところも楽しんで育てて頂ければと思います。
植物についてお話しをされる際、終始楽しそうにお話しをされる榊原さんがとても印象的でした。
KNOWNIZEはこれからも福地農園様と共に植物を通して「お客様の心が豊かになる」お手伝いができればと考えています。
商品名:Blue Star × Loose Cover
生産者:福地農園・タキコウ縫製
※こちらの商品は3月上旬の発売予定となっております。