野澤園芸

KNOWNIZEのコンセプトに共感いただき、コラボレーションすることとなった野澤園芸様。

創業から今年で45年の歴史をもつ観葉植物生産者。
10年前からモンステラの生産を開始し、現在は生産の9割以上をモンステラに限定し、年間約3万鉢のモンステラを生産している。

周りの生産者からは日本一のモンステラと称されるクオリティーで、2013年には農林水産大臣賞を受賞した経歴を持っている。

最近では生産者を絞ってタネが配られたというザミオクルカスという珍しい植物を育てていて、KNOWNIZEでもお取り扱いさせていただくことになった。

普段なかなか知ることのない、商品ができるまでのストーリーを皆さんにも知っていただきたいと思い、農場がある愛知県西尾市へ足を運び代表の野澤さんに生産へのこだわり、想いを聞いた。

----どんなこだわりを持って植物を育てていますか?

「元気で丈夫なものをお届けしたい」という気持ちで生産しています。
極力出荷した後のお客様の環境でも順応できように育てています。

----モンステラを作り始めたきっかけを教えてください。

モンステラの葉っぱの切れ込みのデザインが色々なところに使われていることに気づき、最初興味を持ち作り始めました。

----結構な大きさ(6号)のモンステラですが、ここまで育つのにどれくらいの期間かかるのでしょうか?

タネを撒いてから6号の大きさになりまで約1年かかります。
人間の子育てと同じように厳しく育てることを心がけています。
植物も甘やかしすぎると軟弱に育ってしまうので、ある程度耐えてもらいながら育てるようにしています。
(野澤さんは、土が乾いたらすぐに水をあげるのではなく、少し水をあげるのをあえて遅らせたりしている。そうすることで色々な環境に順応できる強い植物が育つ。)

----今回 KNOWNIZEでお取り扱いさせていただく、ザミオクルカスについて教えてください。

非常に成長が遅い植物で出荷するまで(4号サイズになるまで)3年くらいかかります。
緑の葉っぱが出てきて、成長していくとだんだん葉っぱが黒くなっていくのが
最初はおもしろくて作り始めました。
植物で黒い葉っぱというのも珍しく、とても綺麗な植物だと思ってますが、なんせ成長が遅いのでちょっと困っています(笑)

植えたばかりのザミオクルカス
ここから3年かけて育て出荷される

----3年育ててやっと出荷する瞬間どんなお気持ちですか?

自分の子どもが嫁いでいくような気持ちです。
でもとても楽しみで、お客様がどういう評価をしてくれるのかとても気になります。
まだ市場に出回ってる数が少ないので、これから沢山出荷していきたいと思っています。

----植物を買っていただいた方にはどんな気持ちになって欲しいですか?

お部屋の片隅に緑が少しでもあることで、やすらぎ与えたいと思っています。
また植物の成長過程を楽しんでもらえたらなと思います。


笑顔の中にもどこか植物に対して愛情を持って厳しく育てるという野澤さんのこだわりをインタビューの節々に感じた。
3年かけて育てた自慢のザミオクルカスが出荷される瞬間、どこか自分の子どもが旅立ってしまうかのような、切ないけれど嬉しそうな表情を浮かべていた。

KNOWNIZEは野澤園芸様と共に植物を通して「お客様にやすらぎを提供したい」と思っております。

 

商品名:Zamioculcas(ザミオクルカス)× SDBs Pot
生産者:野澤園芸・タキコウ縫製
※こちらの商品は3月上旬販売予定となります。

商品名:Monstera(モンステラ) × SDBs pot
生産者:野澤園芸・タキコウ縫製
※こちらの商品は3月上旬販売予定となります。